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I.地耐力に応じた基礎の仕様規定(建設省告示第1347号の解説) |
(ポイント)
今まで規定がなかった「地耐力に応じた基礎」の具体的仕様が示されました。地耐力に応じてですので、地盤調査などにより、地耐力を確認する必要があります。
1.地耐力20キロニュートン /m2以下:『基礎ぐい』仕様 |
- 地耐力20キロニュートン未満の場合は、基礎ぐいを用いた構造としなければなりません
(地耐力約2トンに相当)
2.地耐力20〜30キロニュートン /m2:『基礎ぐい』又は「べた基礎」仕様 |
- 地耐力20〜30キロニュートン/m2の場合は、基礎ぐい又はべた基礎としなければなりません(地耐力約2〜3トンに相当)
1) |
べた基礎の配筋仕様が示されました |
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(1) |
立上りの部分の主筋は、径12mm以上の異形鉄筋を用い、上端及び底盤に配置し、補強筋と緊結する |
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(2) |
立上り部分の補強筋は9mm以上、縦の感覚は300mm以下 |
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(3) |
底盤の補強筋は9mm以上、縦横の間隔は300mm以下
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2) |
立上りや根入れ寸法、ベース厚さなどが示されました |
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(4) |
立上り高さ30cm以上、厚さ12cm以上 |
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(5) |
根入れ深さ12cm以上、底盤厚さ15cm以上 |
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3.地耐力30キロニュートン /m2以上:『基礎ぐい』『べた基礎』又は『布基礎』仕様 |
- 地耐力30キロニュートン以上は、基礎ぐい又はべた基礎以外に布基礎とすることができます(地耐力約3トン以上に相当)
1) |
布基礎の配筋仕様が示されました |
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(1) |
立上り主筋はべた基礎と同じ |
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(2) |
立上り部分の補強筋はべた基礎と同じ |
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(3) |
底盤の補強筋は9mm以上、間隔は300mm以下とし、底盤両端部の9mm以上の鉄筋と緊結する
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2) |
立上りや根入れ寸法、ベース厚さなどが示されました |
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(4) |
立上り高さ30cm以上、厚さ12cm以上 |
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(5) |
根入れ深さ24cm以上、底盤厚さ15cm以上
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3) |
地耐力に応じてベース巾が示されました |
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ベース幅(B): 寸法一覧
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階数 |
平屋建 |
2階建 |
3階建 |
地耐力30〜50kN/m2 |
30cm |
45cm |
60cm |
地耐力50〜70kN/m2 |
24cm |
36cm |
45cm |
地耐力70kN/m2以上 |
18cm |
24cm |
30cm |
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