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II.耐力壁の配置規定の解説(建設省告示第1352号の解説) |
(ポイント)
従来の壁量計算に加えて、耐力壁の部分ごとの割合の規定が示されました。設計時に、耐力壁のバランスを計算で確認する必要があります。
手順 |
1階のバランス確認 |
2階のバランス確認 |
住宅全体の壁量計算(従来と同じ) |
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ここからバランスを確認する計算へ |
↓ |
張間方向のバランスを確認する |
桁行方向の両端から1/4の部分の存在壁量と必要壁量を計算する |
↓ |
桁行方向のバランスを確認する |
張間方向の両端から1/4の部分の存在壁量と必要壁量を計算する |
2.バランスを確認する際の計算方法(例:1階張間方向、A部・B部のバランス確認) |
【張間方向の壁量バランスを計算をします】
ステップ 1:『存在壁量』(耐力壁X壁倍率※)を計算します※壁倍率:令46条4項の表1の数値
A部「張間方向」耐力壁の長さ X 壁倍率・・・(1)
B部「張間方向」耐力壁の長さ X 壁倍率・・・(2)
ステップ 2:『必要壁量』(床面積X係数※)を計算します※係数:令46条4項の表2の数値
A部床面積X係数・・・(3)
B部床面積X係数・・・(4)
ステップ 3:『壁量充足率』(存在壁量/必要壁量)を計算します
A部壁量充足率=(1)÷(2)・・・(1)
B部壁量充足率=(2)÷(4)・・・(2)
ステップ 4:『判定1』・・・(1)と(2)の数値で確認します
(1)および(2)がいずれも“1.0”を超える場合・・・OK!
(1)もしくは(2)が“1.0”を超えない場合・・・「判定2へ」
ステップ 5:「判定2」・・・(1)と(2)の数値を用いて、下記計算をして確認します
(1)と(2)の「小さな値÷大きな値」が“0.5”以上の場合・・・OK!
例:(1)<(2)の場合
(1)÷(2)≧0.5・・・OK
(1)÷(2)<0.5・・・NG
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